ボスキャリ~ウォークインのみで臨む人へ~

 

今年のボストンキャリアフォーラムも一週間後に迫ってきました。

昨年のこの時期は、留学生活のストレスと進まないボスキャリの準備とで毎日落ち込んでました笑

 

僕が交換留学したのは学部3年のときで、就活は帰国後5年生をやりながら日本でやればいいかと思っていたのでボスキャリには本気で取り組んでいませんでした。

ホテルを予約したのも10月の頭で遅かったのですが、行くからには面接を受けなければと直前になって焦りました。

ちなみに10日ぐらい前からESを考える必要のない企業だけ、適当にエントリーしていたのですが事前面接は一つも入っていませんでした。

そこで準備はちゃんとやらなかったけど、ウォークインに全てを賭けようと思っている方のために自分がどうボスキャリに参加したのか書いておこうと思います。

 

・レジュメ(履歴書)はCFNのものをコピー

 CFNのサイトで事前エントリーする際に企業に送られるレジュメをそのまま印刷して持って行きました。ウォークインの場合、まず重要なのは連絡先と証明写真が付いていることだと思います。証明写真は印刷後に左上に貼りつけました。

 さらに自分の場合は、日本語のレジュメを求める企業にしか応募しなかったため英語版は作りもしませんでした。学歴の欄に課外活動、その他の欄に自分の強みを字数制限いっぱいに書いて持って行きました。

 

・一日目が大事!

 これはウォークインの人に限らないのですが、ボスキャリは3日しかないため2日目の午前までが勝負です。実際3日目は来ない人も企業も多いです。

 初めはウォークインするのをためらってしまうかと思いますが、一日目から面接したい企業には積極的にレジュメを渡していきましょう。

 

・説明会後にレジュメを提出するウォークイン

 ウォークインにも大きく2種類あって、常にレジュメを受け付けている企業と学生に30分程度説明を聞いてもらった後に受け付ける企業があります。

 僕の経験から言うと、説明会をやっている企業の方がウォークインで面接してくれる可能性が高いと思います。企業によってはウォークインで説明会に来た学生全員と一回は面接していましたし、説明会をやっている企業の方が書類選考を通過して一回目の面接連絡をもらう可能性が高い気がしました。少人数で顔を覚えてもらえそうなときは、積極的に質問して面接に呼んでもらえるように意識しました。

 どの企業もブース前の掲示板で説明会の時間やスケジュールを案内しているので、行きたい企業にすべて行けるよう自分のスケジュールを調整するといいと思います。

 

・証明写真は日本のコンビニで

 証明写真を準備することなく留学先に渡航してしまった方は、証明写真の準備に苦労していると思います。アメリカでは履歴書に証明写真をはる習慣がないため、日本の履歴書サイズの写真を手にいれることは難しいでしょう。

 僕は、留学先の寮で壁が白い部分を探して、スーツを着て友達に写真を撮ってもらいました。そして、写真データを日本にいる家族に送ってコンビニで印刷してもらいアメリカに郵送してもらいました。来週のボスキャリに参加する方は郵送が間に合わないと思いますが、来年参加する方などはこんな方法で準備してみては。

 

ボスキャリの結果

 ウォークインのみでボスキャリに参加した自分の結果を残しておきます。

・レジュメを渡した企業の数:14社

・面接をした企業の数:5社

・二回目以降の面接に進めた企業:2社

・ボストンで内定をもらった企業:0社

・日本での最終面接に進んだ企業:1社

ウォークインのみの参加でしたが、面接してくれた企業もあり参加してよかったと思いました。留学中に面接する機会はほぼないので、たまたま近くに留学している人は参加してみる価値はあると思います。

 

反省

 大した事前準備や企業研究もなしに、一社内定を頂けたことは奇跡です。ウォークインでも縁があれば面接が進むかもしれませんが、やはり事前準備を怠らず前もって面接予約を確保しておくことが大事だと痛感しました。留学生は忙しいと思うので、渡航前の夏が勝負だと思います。自分の場合は、3年の前期にインターンのための面接を幾つか受けていたことがボスキャリで役に立ちました。

 なんといっても事前準備が大事です!

 

以下、参考にしたサイトを貼りつけておきます。

ボストンキャリアフォーラムを振り返る|Born to がむしゃら

ウォークインで行かれる方は、このブログ記事を参考にされると良いかと思います。

 

ボストンキャリアフォーラムの歩き方 | Boston Career Forum 内定・ホテル攻略

ボスキャリに臨むうえで重要なことがほぼ網羅されています。

ホテルは8月には予約しましょう。僕は10月に予約しましたが、2泊で3万5千円もしました。一泊一万程度でとれれば安いです。

好きな留学ブログ記事

帰国してから半年近くたち、日本での学生生活も再び始まりました。

留学する前と留学中、留学ブログを読むのが好きだったので、自分が好きだった留学ブログの記事を残しておきたい。



冬の散歩道 » 頑張れ、新留学生〜レンガを積むが如く

MITの大学院で博士号を取得した方が書いた記事。どんな人でも一度は自信を失うということがわかったし、大事なことはその後の努力であると励まされた。

交換留学のすゝめ: 逃げるな、おれ。

慶應からカナダのMcGillに交換留学していた学生の記事

同じ時期に留学していたこともあって、このブログはよく読んでいたんだけどこの記事が自分の状況と同じではっとした。留学すると自分の弱いところを痛感するけど、そんな時にあきらめないで努力すると後から見て納得できる留学生活になるのでは。

自分が1年後にアメリカで雇われるか、ただの留学生として帰国するか、の話 | Coach K の交換留学日記

こちらも慶應からの交換留学生のブログ

留学中は英語ができないことに劣等感を感じることが必ずあると思うけど、そんな時に「自分は英語ができないから」と自己否定すると余計消極的になってしまう。
いい意味で開き直って、英語のうまい下手なんか気にせずガンガン話すしか道はないと思う。これは留学を終えた今でも完全には克服できていない。

No.145 「 人生よ、ドラマチックであれ。」(小谷篤信さん、 米国・ブラウン大学2年)-エッセイ集 フロンティア・フォーラム

ブラウン大学に正規留学している日本人の記事
困難に立ち向かう意思の強さ、純粋に学ぶ意欲にわが身を振り返らされる。
ブラウン大学の日本人学生によるブログブラウンの熊たちもよく読んでいた

TMDUガーナ漂流記もとい世界放浪記 : ガーナ、一考

ガーナに行った東京医科歯科大学の学生によるブログ
留学が終わった後に読んで自分の中でもやもやしていたものが府に落ちた。留学したから何かが劇的に変わるわけではないけど、一歩一歩進んでいくことが大事。



以下、読んだブログの中でも特に励まされたり冷静になることができた言葉を引用しました

「英語できないくらい言えるだろ」
私が最も影響を受けた人の一人である姉の言葉です。私がアメリカに来て、何もできず姉にひたすら電話をかけたとき、周りの人に相談するようにアドバイスを受けました。そのときに、そんなことできないよ、と言ったところ、
「英語できないんです。どうすればいいですか、くらい言えるだろ。」
の一言。
・・・・言える。
って思いました笑 その時に気づいたのは、私を縛っていたのは私の英語力なんじゃなくて、私の英語ができないと思ってる思考なんだな、と。実際教授とかに会いにいってみても、一言話すことさえできれば、意外とペラペラ話している自分がいて、教授にお前英語話せるじゃねえか、とつっこまれたくらいでした。

2011年10月 ウィリアムズの学生生活~日常編:アメリカと日本~

やっぱ自分に自信をもつこと。でも、だからといって、なんかできないことあっても落ち込み過ぎないこと。あとは、人の目を気にしないで自分のできるとこからチャレンジすること。

今学期らすと!|ブラウンの熊たち


こうやって励まされた記事をまとめてみたら、自分がかなり悩んでいたことがよく分かった笑
そして自分の甘さも思い知らされた。悩みすぎ。

留学で学べることは英語力とかより、こういった自分の弱さと向き合う経験を通して自信を得ることができる点だと思う。
英語力に関して共感できることを書いていた方がいたのでシェア

個人的な意見ですが、僕は留学で得ることが出来る英語力とは

自分の考えに対する自信と、英語を恐れない勇気
だと捉えています。

なぜ英語力の向上を留学の目標にしてはだめなのか - BREAKPOINT@hrk623

もし留学中の方がいたら、こういった苦労を乗り越えた人たちの経験も参考にしてみてください。

week 15 ~my last day in the U.S.~

ついに交換留学を終えアメリカを去る日がやってきました

ファイナルズウィークはペーパーばかりで先が不安でしたが、なんとか終えました。

実はさっきまで提出期限におくれたペーパーを空港で書いていた。

 

最後の1日は友達とモノポリーをして、たくさん話してお別れしました。

約9ヶ月の留学は振り返ってみるとあっという間で、こうして空港にいると

自分がさっきまで生活していた世界が嘘のように感じます。

初めてアメリカに来た9ヶ月前と今とで何が変わったのか、何を変えられたのかは

わからないけれど、なんだか夢の中にいるようで変な感じ。

たぶん、変わったことなんてそんなになくて、どこにいっても自分は自分なんだな実感しました。反対に、日本にいようが家で家族と一緒に生活していようが自分の行動しだいで何でも変えられるんだろうな。とか意味不明なことを考えている。

 

サッカーで仲良くなった友達と別れの言葉を交わし、部屋で一人パッキングをしていたときは時々なきそうになったりもした。もう彼らとサッカーすることはないのかと思うと悲しい。サッカーしてなかったら友達とかほとんどいなかっただろうし、毎日刺激にかけていただろう。

もう二度とやらなくてもいいやぐらいに思って辞めたサッカーだったんだけど、こうやって別れを惜しめる人たちに出会わせくれた。

 

ぼーっとしているといろんな事が頭に浮かんでは消えていく。英語上達したのかなとか。結局英語より大切で伸ばすべきことがあるなとか。もっと自分を追い込むこともできたかなとか。それともある程度余裕のある生活でサッカーしたり、他のクラブ活動したり、ルームメートと永遠と話したりした生活でよかったかなとか。

正解なんか無くて、でも時間には限りがあってっていうことを学べたのかな。

まあなんだかよく分からないけれども、この生活からいきなり日本に戻らないのは

自分にとっては良かったかも。おそらくだらだらしてしまうから。

 

メキシコでゆっくりして、また新たな種を見つけて日本での残された大学生活を大切にしたい。もっと勉強したいと思ったし、何でも試してみなきゃと思った。

6月はサマースクールに参加できることになったので、たくさん本を読んで映画を見て、ギターでも始めたいな。

 

頭に浮かんでくることを書くと、終わりもないしとりとめもないのでここらへんで終わりにします。

時間はどんどん進んでいくんですね。待ってくれない。

留学で得られたであろうことを活かして初心を忘れず頑張っていこう

 

 

5月11日(日)午前5時 ボストンローガン空港にて

week 14 ~before the finals week~

先週末は、今学期最後の週末だったので、いろんなイベントがありました。

金曜日は、インドのホーリー!色粉を投げて水をかけあって騒ぐというイベント。

15分遅れていったら、すでに粉は無くなってて友達がシャツについた色をなすりつけてきただけで終わった笑

まっ白いシャツで一人浮いてたら、You are too white! みたいなことを知らない人に言われ、いきなりハグされました。この時に、自分は今アメリカにいるんだ実感。

まあ日本でも祭りでバカ騒ぎしてテンションあがってたらあり得るかもしれないが。

 

そして、日曜夜は最後のサッカー。

25分一本だったのだが、一番苦手とするチームに善戦するも残り2分で2失点して、結果3-5で敗戦。学校でのピックアップゲーム(scrimmageともいうらしい)だけじゃなくて、ちゃんとチームを組んで練習も週一回あってていうふうに真面目にサッカーできて良かったな。前より少し仲良くなれた人もいるし。

そして、初めて皆で写真を撮った。留学してる人がよくFacebookに写真をアップしてたんだけど、自分の場合そんなにたくさん仲良い友達いないし、写真とろうって言い出すのが恥ずかしくてほとんど写真撮ってない!

まあ写真が全てじゃないでしょ!

 

サッカーは留学中ずっと心の支えだった。英語とか友達作りとか悩んでる時もサッカーやれば元気になれたし、気軽に話せる友達もできた。

たぶん自分にとって一番簡単に言葉・文化・見た目の壁を越えられるこのがサッカーだったと実感。

後は、ダンスとかギターできるようになりたい!

 

 

という感じで、最後の一週間は5日間ぐらいサッカーしてリラックスしてました。

ただ週末ペーパーが進まなかったせいで今とても追い込まれております。

4つの授業すべてファイナル試験はなくてペーパーなので大変。

正直、テストの方が楽なんだけど日本帰ったらペーパーとか書く機会あまりないだろうし、ライティング能力あげるためと思って頑張ります。

残り3日間で5ページぐらいのものが3つ。他の人と比べれば楽な方だと思うけど、なかなか大変です。5日後のカンクンを餌に頑張る。

 

 もう既にファイナルズウィークに入っているのですが、図書館で勉強してたらチョコレート配ってる学生かスタッフがいて、癒された。

week 13 ~ラスト2週間~

 

ついにファイナルが一週間後に迫ってきて授業は、嵐の前の静けさのように穏やかに過ぎ去っていった。

週末は、今学期最大のイベントであるスプリングウィークエンドがあった。

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生徒が自分たちで作ったボートで競争したり。

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Chiddy Bungっていうラッパーが来たり。

学校でクラブみたいに踊り騒ぐイベントがあるのって海外だと普通なのかな。

タイに行った時にも、ミュージシャンが大学に来てライブみたいなことやってたことを思い出した。ダンスも意外と楽しいなーと思ったりした。

日本は法律で深夜12時以降にダンスすることを取り締まってるみたいだけど、全く意味がわからない規制だな

 

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春のキャンパスは芝生がとてもきれいで和む。

 

そして、日曜日のサッカートーナメントで2勝してリーグ2位になった。

ファイナルの直前の日曜夜もプレイオフがおるけど、勉強そっちのけで行ってきます。

最後にいい思い出をつくれるといいなー

 

 

それでは、勉強してまいります。

week 12 ~最近見たYouTube~

 

 今週はブログに特に書くことがないのでここ一週間で観たYouTubeでも振り返る。

 

まずは、Arab Springについて

Globalizationのクラスでアラブの春についての論文を読んだ後に、課題として出された。

Noam Chomskyっていう超有名な学者がアラブの春とアメリカ等の関係について詳細に分析している。

日本に帰ったらChomskyの本を読んでみようと思う。


Noam Chomsky: Arab Spring, American Winter ...

アラブの春についてほとんど何も知らなかったけど、それぞれの国で起ったことの概要は理解できた。イスラエルパレスチナについても調べて、ようやくニュースとか見て理解できるレベルにはなったと思う。

もっと、世界で起きていることについて関心を持とうと思った。

英語で情報を取り入れれば、英語の勉強にもなるし

 

 

次は、まったく勉強とは関係ないけどリバプールのジェラードについて

リバプールが11連勝でプレミア首位。優勝すれば24年ぶりのプレミア制覇ということで、気になってネットしてたら見つけた。


Steven Gerrard - A Year In My Life (2006) - YouTube

アメリカ英語しか知らないから、イギリス英語に違和感。

ジェラードが優勝トロフィーを掲げる姿が見たい!

 

 

YouTubeは英語で見れば、息抜きかつ勉強になるのでおすすめ。

気が向いたら、おすすめのYouTubeチャンネルについての記事を書く予定。

サッカー選手のドキュメンタリーはたくさんあるから、もっと見たいなと思った。

 

 

遂にファイナルに向けて忙しくなるけど、留学の結果のひとつとして成績にもこだわっていこう。

それでは、また来週。

week 11 ~残り4週間~

 

テスト期間を除けば、留学期間も今週を含めて残すところ4週間。

学期の終わりが近づいてきて、留学終了後の4ヶ月近い休みに何をやるのか考え中。

一番避けたいのは、ただ家でだらだらと過ごすこと。

アジア各国に旅行したい気もするが、インターンとか今までやったことないことに挑戦した方がいいのじゃないかとか迷っている。

6月は日本の自分の大学でサマースクールに参加しようか検討中だが、選考を通過する保証はないのでなかなか予定が埋まらない。

留学で得たことを自分の中で再認識して、昇華させるためにも何かしら今までびびってできなかったようなことをやってみたい。

ちょうど、今日の朝バイリンガールっていうYouTubeチャンネルを見てたら、若いうちはたくさん失敗しておけって言ってた。大学生活を一つの区切りとして見たときに、自分がやったことと言えば留学ぐらいしか無くて、後からやらなったことに後悔しないためにも行動しないと。

最近は、こんなことばかり考えている。

若さに関連して詩を見つけたのでここに書いておく。

 

Twenty years from now you will be more disappointed by the things that you didn't do than by the ones you did so. So throw off the bowlines. Sail away from the safe harbor. Catch the trade winds in your sails. Explore. Dream. Discover. 

Mark Twain (1835-1910)

 

Asian Americanについての面白い記事を読んだのでシェア

http://www.rappler.com/move-ph/balikbayan/55113-aggression-asian-american